チーム魚紳の壮絶釣行記。釣って釣ってつりまくれ!!自然を愛し、魚を溺愛。我らサカナのストーカー。こっちを向いてくれなくても、その背びれに向かってキャスティング!


by team-gyoshin

石垣島遠征記 ② 【baomi】

①よりつづき

2月3日(土)

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                     実釣開始!
ホテルでレンタカーを申し込んで、まずは島一周のドライブに出発。
確固たる行き先も決めずに車を走らせ、あてずっぽうな方角に向かってクルマを走らせていると、あっという間に海と堤防と捨石が現れた。
そうそう地図を見て行き先を検討せねばと思い急停車。そして堤防を見渡すとロッドを振っている青年がいるではないか。
さっそく近寄っていくとどうもその竿のアクションはエギングらしい。
第一しまんちゅ釣り人を発見!緊張しながら接近!
私  「こんにちは、どうですか?」
島人 「いやぁだめですね」
私  「アオリですか?」
島人 「そうなんですけどこの間の台風以来まったくだめなんですよ・・・」 
おお~ ところ変われど釣り人の会話に変わりは無い。
釣り人に国境無し。気持ち本土より親切丁寧やさしい返事。
その後早速この辺りの釣果について質問を投げかけ、情報収集に努めた。しかしあまりルアーはやらないらしく、とりあえずメッキとダツはいると思うという返事。むむむ不完全。

その後、また観光ドライブをスタート。すると街中を通過しようとすると目の前にはかなり渋い釣り具屋さんが登場するではないですか。いい!島の釣り具屋だ。
さっそく店内に入ってみると巨大なポッパーや異常にでかいフックなど、いかにも巨大魚狙いのグッズたちが所狭しと並んでいる。さらに既製品の仕掛けコーナーをのぞくと、そこにはグルクンや何とかハタという南洋な名前がならんでいる。いつもならば“イシモチ”とか“キス”とか“アイナメ”とか書いてあるところがそうなのだ。まるでパラレルワールド。どこかにある違う地球に迷い込んだような感覚。
物色しているとなにやら面白いものを発見。それは“手作り用のエギの芯と針”のようなもの。
これはメンバーへのお土産としよう。そして今年はエギデビューを果たし、あわよくば手製のエギでイカをゲットしよう。なんて甘い空想に酔いながらついうっかり全員分購入。
そして、店のオヤジさんから港でのルアーについて情報収集を開始した。

私      「石垣港でルアーでなにか連れませんか?」
オヤジさん 「こんなの釣れるよ 春にはね・・・ デカイのが群れて入ってくるんだわ」

と指差す壁には巨大な魚拓が・・・そしてそこには魚名「ガーラ」 体重40kgの字が。
GTですか、ロウニンアジですか、そうですか。
どうも極端ですね。間違いなくそれは昨日今日の私には釣れないですね。
と、ちょっとリアクションに困りながらも、もっと手軽なものをと聞いてみたがオヤジさんも明快な答えが無い様子・・・。これはなんか雲行きが怪しいぞ。私の勝手な思い込みではルアーを投げればスレていない純朴少年かつ食欲旺盛な方々が先を競ってアタックしてくるはずだったが全然違うらしい。去年のニジマス釣りの海バージョンにはならないのか。。。
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                        ↑激シブ釣具店の壁にはこんな塗装
                                がされていいる。石垣バンザイ!

まぁ大丈夫でしょう・・・と気を取り直してドライブ再開。ビーチでちょこちょこ嫁さん、子どもと遊ぶ。これもまた非常に楽しい。しかし、どのビーチも超遠浅ラグーンで膝の深さの連続で、ウェーダーを持ち合わせていない私はラグーンのふちまで行くことができずに指をくわえ続け、ガマンガマンで周遊を続けると、憧れの川平(かびら)湾に到着した。
ここではグラスボートに乗って海底を見学し、まずは魚たちの動きを視察したい。

しかし驚くほど美しい。サンゴの影から見える魚たちは本当に色とりどりで何でそんなに派手な理由があるの?と聞きたいほど。花は花粉を虫に運んでもらったりとそれなりの理由が思いつくけど、サンゴより目立ってしまっている熱帯魚たちは毒を持っているわけでも無いのに何の理由があるのか?だれか教えて。
と、ぼう~っと見学していると、その時、隣で乗り合わせた観光客の女性が「あああ ニモだぁ~ ニモがいるぅ~ かわいいねぇ」と声を上げた瞬間だった。なにやら他のプクプク浮き沈みしている熱帯魚たちとは全く違う動きの一団が一気に通り過ぎていった。そのスピード、群れ方、そして巨体とその存在感がまさに回遊魚としての美しさがある。 
私は思わず反射神経で絶叫してしまった。
「ガーラッ!!」
私の絶叫は隣の女性観光客の「ニモ」を打ち消し、狭い船内に響き、変な雰囲気の静寂のなか女性観光客はうつむいたまま反応無く、1歳1ヶ月の息子は驚いて33歳のこちらを凝視した。

ガイド兼船長に聞いてみるとやはりガーラ=GT=ロウニンアジとのこと。

すごい!すごすぎる!感動!!!
釣りをしていないけどちょっと満足した瞬間だった。

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                       息子の視界にもガーラは入ったはず!

一人父親だけが満足してグラスボートを降り、さらにドライブ続行。
遅めの昼食を済ませたレストランは美しいビーチの際にあり、食後の腹ごなしにビーチを散策。ここはラグーンのふちがかなり急な駆け上がりとなっているらしく最高にナイスポインツらしい。
このときも数人の釣り人が竿を出していた。
何を釣っているのか聞きたくともその場まで行けないので、レストランのオヤジに聞いてみた。
その答えに少々驚き!狙いはガーラ、カツオ、シイラとのこと。
ショアからカツオ。信じられん!ショアからヒラメとはちょっとわけが違う。

ここでも釣りは指くわえ状態で、もっぱら子どもと戯れ、日ごろのスキンシップ不足を解消し、ドライブ続行。

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                  ↑海に立ちこんで狙っているのはなんとカツオ!?

日も傾き始めたころ、島の北部に差し掛かり、2,3人が釣りをしている小さな漁港に到着。
地元の方がオキアミで何か釣っている。そして時間は夕マズメ。久しぶりに見る膝より深い海。

ここでガマン限界。
嫁の許可を仰ぐと快諾をいただき、感謝の心を忘れずに“ありがとう”という言葉を発する時間を惜しんでロッドにラインを通す。

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                       ↑念願のキャスト・・・ しかし・・・

まずはパイロットにバイブレーション。。。
そしてミノー。
そしてスピナー
やけくそでテキサスリグ・・・

なーんの反応も無し。

ああ 悪夢が現実に。
なにも追ってこない。
透明度が異常に高いだけに一人孤独に泳いでいるルアーが丸見え。遠くの水中にいるルアーの背中に哀愁が漂っている。

だめだ。あきらめよう。

堤防を徘徊し魚を探していると一ヶ所に40cm前後の魚たちが集まっている場所を発見。
色もそんなにカラフルではない。=釣ってみたい。
すかさずテキサスリグを投げ入れると魚は無反応。全く無視。
なんでだ。ルアーがデカイのか?

こうなったらなんでもいい。口を使わせたい。ラインの太さとちょっと不釣合いだけど、容赦なくメバリングジグヘッドを投入。ワームも3センチほどしかなくオキアミ風なもの。
これでどうかと飛ばないルアーキャストするとルアーは群れの真ん中に音も無く落ちていった。
ルアーが軽すぎてなかなか沈まない。ゆっくり落ちていくとなんとルアーが魚の背中に軽くタッチ。一匹が逃げた瞬間他の魚たちもつられて逃げまくっていった。

終~了~。。。

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夕日に向かい携帯を取り出し、明日の釣り船の予約をしたのだった。ボウズは絶対に嫌だ。

まだまだ つづく
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by team-gyoshin | 2007-02-08 10:28 |