チーム魚紳の壮絶釣行記。釣って釣ってつりまくれ!!自然を愛し、魚を溺愛。我らサカナのストーカー。こっちを向いてくれなくても、その背びれに向かってキャスティング!


by team-gyoshin

<   2007年 09月 ( 4 )   > この月の画像一覧

前編からの続き

久慈川河口に到着。後悔しないようにラインシステムを組みなおす。
ヒラメマゴチの装備だけを持って釣り場まで移動。驚いたことにイシモチアングラーが数多く竿を出しており、場所を選べる余裕はほとんど無し。空いているところを探してキャストを始めた。

少し投げて底の状態がすぐにわかった。底にはおびただしい量の草や藻類がゴミとなっている。上流から流されてきて、ミネラルに戻ろうとしているそれらの草は、ネガカリさせるようなことは無くルアーに引っかかって動きを止める程度の邪魔をする。
最初の10数投は毎回のゴミで釣りにならなかった。

繰り返しているうちにコツが身につき始めた。川を輪切りにすると真ん中が盛り上がり、手前の岸壁が深い絵となる。それらを想像しながら、うまい具合に着底せずに底ギリギリから1mぐらいまでを泳がせることができ始めた。
足場が水面から6m以上の高さにあるためルアーを浮かせるのは比較的楽だが、風と河口独特の流れが思い通りに釣りをさせてくれない。

もういい加減釣りたい。釣りたいのである。そう思うと集中力が湧いてくる。

空いている場所を探してはキャストすることを繰り返す。その場その場で地形は違うのでゴミをつけない釣りに到達するまで集中して実験を繰り返し、納得するとまた移動。
その繰り返しを続け、他の釣り師がいないところに来た時、突然の反応が起こった。

30㍍あたりに水中が盛り上がって馬の背状態になっているところがあった。ルアーがその頂に近づく瞬間がねらい目と確信し、その向こう側にルアーを投げ込み頂上目掛けて引いてくる。何度目かの挑戦でルアーが引っ張られた。突然ルアーが動かなくなってしまった雰囲気は私に根掛かりかと思わせた。その結果激しいアワセというよりも少しノソーッとしたアワセになってしまい、一瞬ギュンとロッドがしなったところでルアーが開放されてしまった。

あっ!と思うと同時になぜか冷静に、それ以前と同じ調子で再度ルアーを引き始めることができた。
そして、来い!と思うまもなく、またルアーが引き込まれたのだった。
今度はアワセをして戦闘開始。最初、単に重くのそのそしていた反応がすぐにガツガツとしたパワフルなものに変わった。そしてまだ沖に20メートル以上はあろうかという馬の背の頂上で突然水面に姿が上がった。頭をこちらに向けてルアーのブレードが光るのが見える。
ヒラメである。しかもいい型だ。慎重に行こう。

まさにその刹那。
ヒラメが反転したのだろうか。

竿が軽くなった。強烈に引っ張られていたルアーが水面で開放され、一気に20㍍以上を吹っ飛んで岸壁に叩きつけられた。

終わった。

いまいち何がなんだかわかっていない。
少し離れたところにいる周りの釣り人を見てみる。
イシモチ釣りの人は一段下にいて水面は見れない。誰もこちらのドラマに気づいていない。
それでいい、それで。

へたりこんだ。
堤防の上で座り込み水面を見続けた。
ルアーには今までで最高の歯型が残っており、直接的に未練を誘ってくる。
夢では無い証拠が変に「満足するように」と促してくる。


独り言を言う気にもなれない。

なんだよまったく。

やっちまったぁ。

あ~あ

疲れた。


意図的に独り言を言って帰路に着いた。

d0078105_16163281.jpg


d0078105_16185189.jpg
←おそらく一回目の噛み付き跡と思われる。後ろには引っこ抜けた時の傷が縦にテールまで伸びていた。
[PR]
by team-gyoshin | 2007-09-28 02:48 | 河口
9月27日(木)

前回、日立沖堤防で惨敗したこのメンバー。
雪辱を晴らすべく以前ソーダガツオを爆釣し、さらにマゴチを釣った港に向かった。
数日続いていた太平洋側一帯のウネリも収まって2日目、前回の惨敗は究極的濁りのせいである、と結論付けているので、今日は期待が高まる。と、同時に己が追い込まれる。

気合が入ってAM2時に起床。運転すること2時間。港には4:20に到着した。満潮である。
夜明けは5:20なので真っ暗闇の満潮である。

今回から投入する新兵器は蓄光用ストロボ。これをカチカチとやると笑ってしまうほどグロウホワイトのルアーが美しく光る。眩しすぎて食わずに逃げるのでは?と、ちょっと心配。

準備を終わろうとしている時に四平からの電話が鳴った。
「五平が高速道路を反対に乗ってしまったぁ!!」

・・・

なんで我々はこういう意味不明のアクシデントが起こるのだ。
勝手に誰かが(たまに私が)面白いことをしてくれる。


二人が来るまで一人で黙々と投げていよう。たとえ周りで青物が釣れてもガマンガマン。今日はヒラメマゴチに全力投球である。
ピカピカワームが水中を泳ぐ。周囲の夜光虫らしき生命体が反応し、周囲にも明かりが飛び火する。
4,5回キャストすると光が弱くなり、すこし心もとなくなる。投げる前は「眩しいのでは」と心配しておきながらルアーが持っている性能より弱く光ると、なんだか損した気分になる。そしてまたカチカチと光を注入し、「やっぱり眩しすぎるかなぁ」。あいかわらず邪念だらけの生き様だ。

夜明け前に二人とも合流し、何事も無かったように釣り開始。私は続けてヒラメマゴチだが、四平はジグ、五平は伝家の宝刀スキップバニーで青物を狙う。
といっても前回同様、周りでは少しイシモチが釣れている程度。ルアーマンも4,5名が必至にジグを投げジャーク、トゥイッチの連続だが誰も反応が無い様子。
厳しいかも・・・。
稀にナブラが立つがジグへの反応は薄い。ナブラの主は20センチのサバだ。3g~5gぐらいの小さいジグでやっとの相手かもしれない。
サビキにも反応が無い様子ではこれはお手上げか。と思っている矢先にナブラを直撃した五平がバニーでサバをゲット。
誰も釣って無いじゃないか。もしかしたらこの人天才かも。今のところバニーだけだが。

d0078105_14425553.jpg

↑ナブラの主はこのサバ。なかなか釣れないツワモノだった。

あっという間に太陽が顔を出し、辺りは昼間の色に変化し始めている。私のワームもグロウからカラードに変更。攻める場所も可能な限り広範囲に。
しかし反応なし。
日光がしっかりし始め、視界が広がってくると海水の状態も見えてくる。濁りはすこしきつい様子。しかし前回の沖堤防ほどではない。このぐらいなら何とかなる。心からそう思う、今回はどうしても釣りたいのだ。なんだかんだ言って1年以上ヒラメの顔を見ていない。こんなに釣りたいと思うこともそう無いことだ。

判断は的確に、きびきびと。いつも大した判断なしに乱射的にルアーを投げ続けているので、今日は違うところを魚諸君に見せてやろう。早速ポイント移動。湾内のめぼしいところで何回か竿を出しながら、前回マゴチをかけたところに移動する。

結論から言ってしまう。
ここでも私のルアーに反応はなかった。アタリも何も無い。四平も変わらずの様子。
しかし、五平がやらかした。さっきから五平はバス用のツインブレードのスピナーベイトにパワーシャッド4インチの黒金をトレーラーにして飛距離の出ない状態で丹念に底を攻めている。
そのスピナーベイトにマゴチらしき魚が飛びついたのだ。
いつもの調子で声が響く。
「なんかツレタァ」
遠くで彼の竿がしなっている。
しかし残念なことに姿を見る前にバレてしまった。もちろん断定はできないけれど引き味などから推察すると40センチ台のマゴチかもしくはソゲか、といったところ。
素晴らしいですよ。五平。認めます。

なぜこの人の竿には魚が反応するのだろうか。開高氏の本の中でもアラスカのサーモンを釣っているとおびただしい船の数の中、女性ばかりにヒットが集中するという現象が紹介されていたりする。決して私はオカルト好きではないが、何か“気”のようなものが釣りには関係しているのではないか?ビギナーズラックもこういう“気”が関係しているのではないか。
と本気で思い始めてみたりする。

黙々とルアーを投げていると同じ岸壁で蛸を狙っている釣り人が現れ、世間話をしながら釣りをした。お互い自分の竿を見ながら集中力の7割はつりに使ったまま、3割での世間話。地元の方らしく色々教えてもらえた。
会話に沈黙が訪れていた。もともとある種いい加減にお互いが会話をしていたが、それにしても唐突に会話が途切れていた。あれっと思いその釣り人を見てみると剛健な蛸釣り竿を引っ張って顔を真っ赤にしているではないか。
ラインの先の水中を見てみると一目でデカイとわかる蛸がのた打ち回っている。しかし、非情なことにあと1mで水面と言うところでケーソンを固定している極太ワイヤーロープに仕掛けがフッキングしてしまい。豪快な根掛かりとなってしまっていた。

とりあえずタモを持って駆け寄り。なんとか蛸だけでも掬ってしまえないかと応援に入る。
右から下から左から、小川でガサガサしてドジョウを取る時の動きなど、いろいろ試してみたがうまく行かない。困りながら適当に網を引っ掛けたみたところ旨い具合に仕掛けをロープから外すことができ、さらに蛸もナイスキャッチすることができた。
近くで見るタコは迫力がある。自分は釣れなくても獲物を触るのは楽しいものだ。

d0078105_14445661.jpg

↑いい型のタコ タコ釣りも面白そうですね。ウロウロ

興奮した心を落ち着かせ、また本業に戻る。ここでも釣れないのか。これからどう作戦を立てようかと思っている時に一気に雨が降り始めた。さっきまで全く気配が無かったのに、一気にガツンとザーッと降ってきたのだ。
これは駄目だ。車に戻ろう。アガリかな。

3人で相談し、やはり2人はアガリ。
しかし私は続行を決意。急遽思いつきで場所を久慈川の河口に決定し、昼飯を無視して移動。仕事→睡眠→超早起き→運転→ずっと釣り。この結果だいぶ体はバテ切ってしまっており、飯を食っては必ず爆睡間違いなしと判断しての強行軍。自分でも笑ってしまうぐらい今日は釣りたいのだ。

後編に続く
[PR]
by team-gyoshin | 2007-09-28 02:39 |
9月20日(木) 日立沖堤防 文:baomi

gattyoさんが72センチの巨大ヒラメを釣った。ブラボー!!スタンディングオベイションである。誇りである。誉れである。憧れである。

俺らも釣りたいよう。実は今年はまだ1匹もヒラメ釣ってないよう。

行くしかない。休みが取れたら思考が停止。
潮が悪いが、天気はいい!波は高いが魚はいるだろう!

釣りに行く前は楽観主義。ボウズが辛酸なめて悲観論者。

毎回そうだけど 今回は違う。釣れる気がする。
○○回目の正直を求めて今日も渡船に乗るのです。

d0078105_17134269.jpg

↑夜明けはいつ見てもやる気が出る!

船で埠頭から出ると、早速尋常ならざるウネリを感じる。
おおおおお、荒れている。
この時間帯ではまだ脳みそは楽観主義。「荒れている=魚が避難して内湾に沢山いる。」と思ってしまう。しかしヤバイナ、堤防に渡る一歩が怖そうだ。

船には7,8人の釣り人が同乗している。マナーよく、荷物は手渡し安全に。と標語のようなことをつぶやきながら自分の順番を待つ。

船が岸壁に横付けされて、まず最初に気になった。横にケーソンの継ぎ目が口を開けている。先ほどから外洋側の波が強烈に潮風を噴出してくる。

こ、これは ヤバイッ!

そう思った瞬間に真っ暗だった上下の幅1m、横幅20センチの継ぎ目が真っ白になった。
咄嗟に身構える。目をつぶる。全身が吹っ飛ばされそうになる。強烈な潮の香り。

一瞬で家の風呂一杯分の水を浴びたようになってしまった。
首筋から背骨の尾根横をつたって腰まで小川ができている。

寒い。。。 あああ、こんなところまでついていない。でも、なんか吹っ切れた。
もうこれは魚を釣らねば納得いかん!そう3人で言いあって釣り開始。
まだまだ前向き前進主義である。

d0078105_17142014.jpg

↑全身ずぶぬれ。しかしこれで闘志に火がついた!

もう、テンからヒラメ狙い。水で闘志に火がつき集中力が増す。前回初ソルト獲物をゲットした五平もやる気満々、さっそく深場のジグヘッドの基本を伝授して全員ヒラメマゴチヒラメマゴチと竿を振り続ける。

気になるのは潮の濁り。ケーソンの噴出し口が茶色いのはわかるけど、その境界がもう曖昧。どこもかしこも緑と茶色の中間というか、白濁というかもうみっちりとにごっているのである。
投げたルアーが足元で顔出す時、非常に突然に顔を出す。
リーダーの長さから推測すると視界30センチもないのでは?と思いたくなる状況。


「これじゃぁ釣れないねぇ。」

あっという間に悲観論が飛び出した。

「魚の目の前15センチにルアーが通れば食うかもよ」
「それにはドンドン足で探しながら釣るしかないな。」

少しの会話でまだ楽観論に持っていけるのがこの段階。

五平はその場所にとどまり、四平は真ん中あたり、私は堤防の逆サイドを攻め始めるべく全員がバラバラに配置を取った。

もうこうなったら徹底的である。2歩ごとにシラミツブシランガンである。
1ヵ所で3投。ほんのすこし扇状に投げて2歩進む。アタリなのか?それとも何かを小突いたのか?というような所では5投はしてみる。濁りの強さとマゴチのことも考えて小さめのリフトフォールと底ずる引きを1投ごとに織り交ぜる。

結論として。。。

釣れませんでした。

baomi・・・小さなアタリ1回
四平・・・小さなアタリ2回
五平・・・なぜかメバルを1匹オートリリース。

d0078105_171555100.jpg

↑どこもかしこもこんな感じ。

四平はかわいそうに・・・、久しぶりの釣りでこの天気。帰りの船で「俺が悪いんです。俺が天気を悪くしているんです。」と四平。そんなことは無いがたしかにいつも悪い天気。


運も実力のうち。我々の実力は確かに無い!技術も無ければ運も皆無。
あるのは釣りをしたい病気だけ。来週も行きたいぞぉ!

その後、潮水でついた火を抑えることができずに。2人と別れて他の釣り場を見てまわる。

阿字ヶ浦、那珂湊、大洗港、大洗サーフ。
全部同じカラーリングの海。強い波。 さすがに諦めました。
[PR]
by team-gyoshin | 2007-09-21 06:09 |
d0078105_17555942.jpg



仕事は9:00から。
夜明けは5:00。
会社からそんなに距離の無いところには山あいの沼がある。
移動に1時間かけても釣りは3時間もできるという計算です。

たまにはバス釣りで楽しみましょう。

ということでいいオッサン二人のmisfish-toy氏とbaomiは夜明けにコンビにで待ち合わせし、業務前早朝レクレーションに旅立ちました。


Misfish-toy氏はバサーとして確固たる技術者だ。
連れてきてもらったポイントもなかなか憎い渋い池。山の中にしては広大且つ変化も多少あり、通な感じの雰囲気である。魚影も濃く、ボイルも頻繁。小バスが多いとのことだがこういう気軽な釣りには肩の荷を降ろして存分に楽しむにはそれもいいでしょう。

お互い別れてキャストを開始。
私はまともにバス釣りするのは10年ぶりぐらい。もっと前の1●年前の学生時代にはもバス釣りに熱中していた時期もあり、その時辿りついた釣法を今回もやってみよう。
当時ハイプレッシャーだった神奈川県津久井湖でかなりの釣果をたたきだしたものである。

リグは至って簡単。ノーシンカー+がまかつフック+浮力のあるストレートワーム+胴体の真ん中にちょんがけ。
今ではワッキーリグと言うらしいが、ダウンショットも一般化されていなかった当時では見かけることも無ければ名も無い変なリグだった。しかも空気が注入されていて完全に浮くワームを使い、水面で鬼シェイキング。旨くやるとワームはあまり移動せずに定位置で痙攣し続ける。ルアーではあるがフライのようで。最も凝った挙句、芯が中空のフックを使ったり、フライロッドをちょん切って専用のロッドを作ったりもした。
コツをつかむとワームの痙攣が生む波紋が同じ周期で発生し続け、このリズムの一定さがバスを惹きつけやすくする。

ヘタクソな私でも釣れるけったいな釣りなのである。

久しぶりでコツを掴むまでに少々時間がかかったが、やはり効果テキメン。わらわらとバスが寄ってくる。じぃ~っと見つめる。少し考える。全員が疑い熟考する。一匹がガマンできなくなって食ってくる。でも・・・、フッキングできない。さっきあわせ損ねたバスがまた食ってくる。またフッキングできない。
どうも針が小さいようだ。バス用のものを揃えていない今日この頃。今回代用したのはジグのアシストフック用のもの。形は大丈夫そうだけど、大きさが圧倒的に小さい。
ああ ああ ああ  としているうちに、あっという間にそこのバスたちにはすっかり見切られてしまった。まずは試合終了。

そうこうしているうちに遠くで快調にmisfish-toy氏が釣り上げた。そしてさらにもう一匹釣り上げた。
派手なライトグリーンのロッドがしなる。
さすがである。確実である。技術者である。
残念なことに今回はカメラを忘れたとのこと。で、画像なし。

ひとしきり落ち着いて二人は合流し、場所を移動して最後の釣りを開始。
せっかくのボウズ嵐から脱出した現在、一匹は釣りたいなぁ、と思いシェイキングのパルスを美しく、そして情熱的に官能的に・・・、しかし実際はその逆で、死にかけているはかない命に見えるようにロッド先の振り幅7センチを保って沈木の周囲をタイトに攻める。


なかなかフッキングできないジレンマを何度か繰り返し、最後の最後で1匹ゲット!
d0078105_17451040.jpg

↑この魚は4回も食ってきました。



いい気分転換となりました。では仕事に向かおうと思います!


misfish-toy  ラージマウスバス 2匹
baomi                1匹
[PR]
by team-gyoshin | 2007-09-05 09:02 | 湖・沼・池